しゃなりしゃなりと

脳内にたまったモヤモヤを吐いていきます

2011年総括

久々のエンタープライズソフトウェア開発

2010年の終わりから約5年ぶりのエンタープライズなソフトウェア開発の現場に参画しました。しかも、どー考えてもフルスタックすぎるアホみたいに豪華なプロジェクト体制。最初から失敗臭がプンプンしてました。テクノロジースタックも5年前とほとんど変わらない構成で、これがレイトマジョリティなエンタープライズな現場の最前線なのか!って愕然としたのを覚えています。いろいろのらりくらりとやりつつ、引き際を探っていたのですが、ひょんなことから、ゼロベースでチームの立ち上げ支援をする機会を得、そのまま今に至って2012年を迎えてしまいました。あー朱に交わると怖いですね。

小規模チームの立ち上げは何度もやっているので、まぁ今回も及第点はもらえるかと思っています。今回のポイントはScrumのフレームワークをフルセットでやってみたことです。自分の立ち位置はScrum Masterだったのですが、チームを生かすも殺すもProduct Owner次第ってことがよく実感できました。Product Ownerの能力以上にチームのスループットが上がることがなく、Product Ownerのパフォーマンスが重要だなぁと感じました。次は自分がProduct Ownerとして振る舞い、知見を蓄積したいなぁと...(どこかに事業部門のポストありませんかねぇw)

飯の種的な話をすると、”ビジネスアナリシスのスキル構築支援”、”プロダクトオーナーのスキル構築支援”、この辺りはこれから(自分的)マーケットが作られる感じで、”アジャイル開発支援”、”継続的○○”はコモディティ化が激しくなってきそうなので、パッケージにして....な感じですかね。

テクノロジー的には、ソリューションの実装が大分簡単になった感じがします。自分で抽象構文木もどきを作ってごにょごにょできちゃうぐらいですからね。便利な世の中です。ただ手のひらを返すと、ソリューションの実装は誰にでも出来るから、そこに存在価値を出していくのは無理ゲーです。子供4人養えませんw

日本のSIの縮図のようなところで1年過ごしたわけですが、オナニストが多くてつい最近までの自分を見ているようで微笑ましかったです。ソフトウェア開発は目的ではないし、人は使い捨ての機械ではありませんw

法人にして3年目を迎えました

 個人事業主時代よりは確実に売上・利益ともに上がっているのですが、法人としては体をなしていない状態でテコ入れしないとまずい状況です。やはり一人では限度があり、番頭さんよろしく一緒にやってくれる人を見つけないと何も世に残せないなぁと痛感しています。このまま内部留保しっぱなしってもよくないと思いつつ、手ごろなサイズのビジネスモデルは何かないか?と模索している状況です。チーム支援では”紙飛行機”、”紙飛行機”言っているのに、自分は紙飛行機を一度も折っていないダメダメな子です。

家族計画はこれで打ち止め?

4人目にして待望の長男が生まれ、次女も長女と同じ小学校にお受験で合格して、プライベートは充実した1年でした。本当はもう一人、男の子が欲しいのですが、まぁそろそろ次のステージに入るころなのかもしれません。まぁ何も考えずに子供作って、なるがままでここまで来た感じです。つい先日、結婚10周年を迎えてしまいました。入籍したときは卒論前の大学生だったのが懐かしいです。お互いだいぶ肉体が劣化してきましたが、これからもよろしくです。

最後に

はたから見たら幸せなのかもしれませんが、自分はまったく満たされていないし、死ぬまで満たされないんだと思う。上には上がいるし、横見てもすごい人ばかりだし、、、、 とくに”若くない”っていうのが最近じわじわ来ています。年齢相応っていうのが痛々しく、自分への投資が大分減っているのか?それとも投資対効果が下がって来ていて年連相応になってきているのか?情報社会において自分への投資は他者との優位性を生まなくなっているのか?よくわからないけれど、普通の”ただのおっさん”になってきている感が強くあります。(まぁそもそも、生まれながらにして普通の人だった説が濃厚ですがw)

まぁ、このブログもすぐに飽きてしまうような気もするのですが、何かを変えたい気持ちと新年というイベントが相まってこのような形で昨年のふりかえりをしてみた次第です。